愛媛コラボ商品「砥部焼くらわんか茶碗・じゃこのオイル漬けセット」が販売開始となりました。
今回は砥部焼の魅力についてお伝えさせていただきます。
【 白磁に浮かぶ、四百年の歴史】
国の伝統産業であり、白磁の美しさで知られる
愛媛の「砥部焼(とべやき)」。
古くは江戸時代、その地名からも伺える「砥石」の産地として栄えてきました。
砥部焼を代表する「くらわんか椀」は元禄時代を中心摂津国の淀川で飲食物を売る船、くらわんか船で用いられていた茶碗のことで、船上での「飯くらわんか、酒くらわんか」というかけ声から名付けられたと言われています。船の上でも安定の良いように、と考案された、幅が広く、厚みのあるどっしりとした高台が特徴です。
やや厚手の呉須(ごす)を含んだ絵筆を勢いよく走らせて生まれるその独特の佇まいは、白磁の冷たさが無く、さりげないやさしさを日常の風景の中にかもし出してくれます。
瀬戸内海の波をイメージして描かれたオリジナルデザインはやさしい曲線を残しつつ新しい砥部焼の形となりました。
内面に描かれた「魚」の文字は、ちょっとした遊びこころ。
もらった方きっと笑みがこぼれるはずです。
ご自宅用はもちろんのこと、記念日やご両親、ご友人のお祝い事にもいかがでしょうか。